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【SHURE SE215】イヤホンのレビューって難しい

SHURE SE215 DTM

半年ほど前に買ったSHUREのSE215の商品紹介みたいなことをしようと思う。

まずは購入に至った経緯を話そう。私は東京の秋葉原・eイヤホンへと足を運んだ。

購入するまでの経緯

普通にイヤホンやヘッドホンを買うだけならネット上で事足りるのだが、わざわざイヤホン専門店に入った理由は当初カスタムIEMを買おうとしていたからである。カスタムIEM(インイヤーモニター)とは耳の型を取って作る、所謂イヤモニと呼ばれているものの一種である。

割と長い間カスタムIEMに対する憧れがあったのだ。プロが使っている本格的な仕様のブツであり、音質もさることながら各々の耳にフィットする仕様上遮音性も高く、デザインも個性的であり非常にカッコいい!

店に行く時は、カスタムIEM初心者であったため予算を7万円以内くらいに決めていた。ある程度試聴したい機種等も目星を付けていたのだ。

しかし、実際に店で実機に触れると問題が発生した。

というのも、私の耳が肥えていないせいだと思うのだが、いろんなIEMを試聴してみても違いがそれほどではないのだ…。普段はたかだか数千円のイヤホンを使ってきた身としては、値段のレベルが大きく違うとどれくらい音が良くなるのか非常にワクワクしていたのだが、試しに10万円代のIEMを聴いてみても、音が劇的に変わるわけではなかったように感じた。

そういう風に感じてしまうと、ほんのちょっとの音質の違いに高い金を投資するのが億劫になってくる。ここである意味原点に立ち直るというか、改めてユニバーサルイヤホンで良いものが無いか探してみた。

最初に述べた通り、カスタムIEMにある魅力は音質を除くと、フィット感・遮音性の高さ・デザインである。残念ながら(?)私は数百円代のイヤホンを聞いても普通に良い音だと思ってしまった。イヤホンが欲しいのに音質は割とどうでもいいという邪道をかましながら、条件に合うものを探すことにした。

SHURE SE215(ここからがレビュー)

その結果この子に出会ったというわけだ。ユニバーサルイヤモニの中ではかなり有名な部類に入る機種ではないだろうか。

中身はSE215本体、説明書、スポンジタイプのイヤーピース、シリコンタイプのイヤーピース、クリーニング用の棒、ケースだ。

ちなみにeイヤホンでは実機の試聴だけをして、購入はネットでした。

実機を触って確かめていただけあって、装着感は割と丁度良かった。イヤモニ特有のSHURE掛けをすると普段外れることはまずない。ただ私の右耳は少し小さく、長時間付けていると稀に耳が痛くなる。また、やはり今まで使っていた普通のイヤホンよりも遮音性も高い。耳が肥えていないので音は何とも言えないが、素人目(耳)では低音域・中音域・高音域どれもバランスが良く、音圧や迫力もあっていい感じのサウンドだと思う。見た目は水色にした。賛否両論あると思うが個人的には水色のモデルは好きだ。値段も1万円ちょっとということで、カスタムIEM程高くはないもののイヤモニの良さを兼ね備えており、満足度の高い買い物ができたと思う。

まとめ

経済的余裕と良い耳を携えていつかカスタムIEMにリベンジしてみたい。それとイヤホンの微妙な音質の違いを、的確に、豊富な語彙力を以てレビューをしている人がスゴイと思った。(小学生並みの感想)

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