音楽を制作する上で、作詞は重要な役割を担っています。
歌詞が良ければ、曲の印象を大きく変えることができます。
しかし、作詞で自分なりの独自性を出すのって難しいですよね。
この記事では、作詞で独自性を出すために意識すべきポイントについて紹介します。
自分の感情や経験を表現する
独自性を出すために一番手軽な方法は、自分なりの感情や経験を歌詞にすることです。
自分だけのストーリーや感情を歌詞に込めることで、他の人とは違った歌詞を作ることができます。
悲しかったことや嬉しかったこと、怒ったことを歌詞として音楽に昇華できれば、あなたもれっきとしたミュージシャンの仲間入りです。
自分の体験からインスピレーションを得て、自由に歌詞を書いてみましょう。
語彙や言い回しに工夫を加える
独自性を出すためには、ユニークな表現をすることが大切です。
普段は使わないような言葉やフレーズを使うことで、他の人とは違った歌詞を作ることができます。
ちょっと方向性を誤ると厨二病っぽくなってしまうので、少し注意が必要かも知れません。(意図的にそのような詩を書こうとしているのなら全然問題ないのですが)
芸術の世界の中ではルールがないので、自由な発想を心がけてみましょう。
私の尊敬するアーティストの1人である崎山蒼志さんは、若者を表現する際に「針」という言い回しをしました。
若者と針には、どちらもキラキラと光っていて尖っているという特徴がありますからね。
このように感性を豊かに保つよう意識し、表現したい何かを別の何かで言い換えられないか考えてみると面白いかも知れません。
メロディーのリズムや音程を意識する
作詞をする上で、メロディーのリズムや音程の動きを意識することでより音楽的で自然な歌詞になります。
例えば、「はし」という言葉は最初の「は」が下がって「し」が上がると「橋」になりますが、「は↑し↓」というイントネーションだと「箸」になると思います。
これが、上手くメロディーの動きの高低と噛み合っていないと、自分の意図する単語に聞こえない可能性があります。
もちろん、全ての言葉でイントネーションとメロディーを合わせることは難しいですし、仮に合っていなかったとしてもそこまでおかしく聞こえない場合もあります。
実際に自分の耳で聞いて判断しましょう。
コンクルージョン
以上、作詞で独自性を出すために意識すべきポイントについて紹介しました。
自分なりの感情や経験を表現する、語彙や言い回しを工夫する、メロディーの動きを意識することで、自分なりの独自性を出すことができます。
これらのポイントを意識しながら、自分なりの歌詞を作ってみましょう。
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