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【DTM】リアルなドラムの打ち込み方のコツ

楽器

ドラムは様々な音楽ジャンルにおいて非常に重要ですが、今回は主にバンドサウンドのドラムの話をしたいと思います。

リアルなドラムの音を出すことは、音楽制作において大きくクオリティに影響します。

しかし、ドラムをリアルに録音することができない場合、打ち込みで工夫をすることによってある程度リアルなドラムサウンドを出すことができます。

本記事では、ドラムの打ち込み方のコツについて紹介していきます。

ドラムの音を理解する

ドラムを打ち込むにあたって、まずはドラムの音を理解することが大切です。

ドラムにはバスドラム(キック)、スネアドラム、タムタム、シンバルなど様々な種類があります。

それぞれのドラムの音の特徴を把握することで、よりリアルなドラムサウンドを出すことができます。

例えば、バスドラムは低音が強く、スネアドラムは高音が強いなど、それぞれの音の特徴を把握することが大切です。

一般的な多くのドラムビートのパターンはキック、スネア、ハイハットのリズムの組み合わせでできており、タムやクラッシュシンバルは主にフィルインで多用します。

グルーヴ感を出す

ドラムのリズムを打ち込む際には、単に音を打ち込むだけではなく、グルーヴ感を出すことが大切です。

説明が難しいのですが、グルーヴ感とはリズムにメリハリを出すことで、音楽に「揺れ動き」を生み出すことです。

例えば、ハイハットを一定の強さで打つのではなく、強弱交互に打ったり、スネアドラムにアクセントをつけて打ち込むことでリズムにメリハリを出し、グルーヴ感を出すことができます。

DAW上での打ち込みだと、一つ一つのノートのベロシティを細かく弄ってメリハリをつけることで、リアルなドラムに近づきます。

是非カッコよく聞こえる強弱の付け方を研究してみてください。

ビートのバリエーションをつける

最後に、ドラムのビートにバリエーションをつけることが重要です。

同じビートを繰り返すだけでは聞いていて飽きてしまいます。

そのため、ビートのリズムパターンを変化させることで、音楽の雰囲気に変化をつけることができます。

同じリズムパターンでもハイハットをライドシンバルやフロアタムに変えると雰囲気が変わります。

また、例えば4分の4拍子の曲で、スネアドラムを3拍目で叩いていたのを2、4拍目にすると同じテンポでも曲のスピード感が変わった感じがします。

このリズムパターンの話はハーフタイムとかダブルタイムという名前が付いているので興味があれば調べてみてください。

ゴーストノートを足す

ゴーストノートは、簡単にいうとすごく小さな音量で演奏される音符のことです。

一般的にはスネアドラム、タムタム、ハイハットなどで演奏されます。

通常、ゴーストノートは、強いアクセントを持つノートの前後に配置され、リズムに変化をもたらすことができます。

例えば8ビートのリズムパターンであれば、16分音符の小さい音のスネアをハイハットの間など要所要所に入れるとよりカッコよくなります。

ゴーストノートと足すことで、よりリズムの複雑さと深みを増すことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はドラムをよりリアルに打ち込む方法について解説しました。

やはりちゃんと生演奏をレコーディングしたドラムの音はとても良い音ですが、お金や機材周りの知識が必要で中々ハードルが高いと思います。

そんな時に、実際にドラムの演奏の仕方やコツを少し知っているだけで、打ち込みにも応用が効いてリアルなドラムの音に近づけることができると思います。

参考にしてみてください。

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