最近話題のChatGPTに対抗しうるAIサービス、Notion AIが2023年2月23日に公開されました。
このサービスについて、良い感じの使い方を探ってみます。
全く知らないジャンルについて調べる
1ミリも知らないジャンルのことについて新しく調べようと思った時、調べたくても用語すらわからないということがあると思います。
そんな時に、とりあえずNotion AIに聞いておけばあまり詳細なことは教えてくれませんが、基本的な用語を羅列してくれるので検索する上で1歩踏み出すのが楽になります。
例として、「After Effectsでかっこいい動画を作るには」と聞いてみた結果がこちらです。
- カラーグレーディングを使って、色調を調整する。
- 3Dカメラトラッキングを使用して、CGをリアルな背景に合わせる。
- キーフレームアニメーションを使用して、オブジェクトを動かす。
- パーティクルエフェクトを使用して、煙や火花を作成する。
- マスクを使用して、オブジェクトを切り取る。
- テキストアニメーションを使用して、見出しやテキストをアニメーション化する。
- シェイプレイヤーを使用して、図形やアイコンを作成する。
- モーショングラフィックステンプレートを使用して、プロフェッショナルなデザインを作成する。
- レンダーキューを使用して、複数のプロジェクトを処理する。
- フォトショップで編集した画像をインポートして、After Effectsでアニメーション化する。
筆者はAfter Effectsについて殆ど知らない素人ですが、Notion AIのおかげでどんな用語を検索して調べていけばいいかが分かりそうです。
作曲・DTMについても聞いてみた
ちなみに、自分が専門としている作曲についても聞いてみました。質問内容は「作曲初心者はどんなことから始めれば良いか」です。
- 音楽理論の基礎から始める
- 一つの楽器に特化して練習する
- 既存の曲を解析して、曲の構造やコード進行を学ぶ
- MIDIキーボードやDAWソフトウェアを使って作曲する
- フリーの作曲ソフトウェアを使って練習する
- 音楽教室やオンラインレッスンを受講する
- 自分の作曲を録音して、評価や改善点を見つける
- 他の作曲家の作品を聴いて、影響を受ける
- メロディやリズムを自分で考えて、それを楽器で演奏してみる
- ジャンル別の曲作りの基礎を学ぶ(例えば、ポップスやクラシック音楽など)
自分は作曲初心者ではないので、これを見ると結構当たり障りのない普通のことしか書いてない気もしますが、右も左も分からない人にとってはありがたいアドバイスかもしれません。
もし、もっと掘り下げたことについて知りたければ質問にもっと具体的なキーワードを入れると結構良い感じに返してくれることがあります。
試しに「Cubaseでよりクオリティーの高いミックスマスタリングをするには」と質問してみた結果がこちらです。
- マスタリングスイートを使用して、ミックスを自動的に調整する
- レベルメーターを使って、音量のバランスを調整する
- マルチバンドコンプレッサーを使用して、周波数帯域ごとにダイナミクスを調整する
- イコライザーを使用して、周波数帯域ごとに音の明瞭さを調整する
- リバーブを使用して、音場感を調整する
- ディレイを使用して、エフェクトを加える
- ハードウェアコンプレッサーを使用して、アナログサウンドを再現する
- サードパーティのプラグインを使用して、より多彩なエフェクトを加える
- サウンドエンジニアとコラボレーションして、より専門的なアドバイスを得る
- マスタリングの基本を理解して、自分で調整する技術を身につける
こんな感じで、意外と専門的な内容の返答をくれます。
初心者の方はNotion AIに質問を繰り返して、出来ないこと・分からないことを1個ずつ潰していったら良い感じに成長していけるかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。Notion AIについての使用感をすごく簡単にではありますが、レビューしてみました。
キーワードやテーマを与えるだけで、数秒で話を膨らませてくれるのですごく面白いです。
記事を書く時にもとても役立ちそうなので、適度に使っていこうと思っています。
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