演奏動画を作ってみよう ①歌ってみた編

演奏動画を作ってみよう ①歌ってみた編

歌ってみた動画を作るために必要な物や手順を解説する。

必要な物

まず録音や動画を作るにあたって必要なものはパソコン、マイク、オーディオインターフェース、録音の為のソフト、動画編集ソフトである。

多分ネット上には歌ってみた動画を作るための参考記事なんてありふれているだろうから私の例を説明しよう。

私が使っているパソコンはBTOノートパソコンだ。スペックは

windows10、CPUがcorei7-7700HQ、実装RAMが8gb、SSD250gbとざっくりこんな感じ。お値段は大体10万円くらいだ。

用途によってはパソコンがオーバースペックだったりスペックが足りなかったりということがあるので、使おうと思っているソフトとの互換性や推奨スペック等を考慮すると良いと思う。

マイクはSHUREのSM57。

このマイクは本来楽器の録音に適しているものであり、ボーカル用マイクではない、ということに一応なっている。

私もアコースティックギター等の録音を主な目的として買ったのだが、普通に歌を録るマイクとしても使っている。実際こだわりが無ければ特に問題はない。

オーディオインターフェースはRolandのQUAD-CAPTURE UA-55。

USB2.0対応で、マイクのXLR端子と標準フォーン端子に対応したコンボジャックIN PUTが2つついている。またファンタム電源対応でコンデンサーマイクも使える。

 

録音に使っているソフトは以前はAbleton Live 9 Liteで、現在はCubase Pro 10だ。

オーディオインターフェースを購入するとお試し版みたいなDAWソフトが同封されていることが多い。使える機能は上のグレードのバージョンよりは多くないが、歌の録音をするくらいの用途ならば十分運用できる。

或いは私自身はあまり詳しくないが、ネット上の無料ソフトでも録音ができるものがあるはずなので調べてみるといいかもしれない。

動画編集に使っているのは、現在はTMPGEnc Video Mastering Works 7で、以前メインだったのがAviutlというネット上で無料でダウンロードできるソフトだ。

TMPGEncは4K等の大きいサイズの動画の扱いに向いている。エンコードの速度だけならAviutlよりも遥かに早い。操作性に関しては、Aviutlに慣れていると少し戸惑う点や物足りない部分も有るが、全体的には分かりやすい方だと思う。

Aviutlは無料で使える割に非常に良い神ソフト。具体的に言うと操作性が良くエンコードの設定等細かく弄ることができる。

ただしプラグインの導入や設定等、中々難しいため初心者向けのソフトではないかもしれない。

また、フルHD画質(1920×1080)以上の動画の編集に向いておらず、動作が重くなったりエラーが起きたりするようになる。

それでも無料の良ソフトなので最初は頑張って使い方を覚えて、あまり大きいサイズの動画を作ろうとしなければ問題なく使える。

録音をする

DAWを使って歌の録音をしていく。録音するにあたってパソコン、オーディオインターフェース、マイクという並びで繋いでいく。

それぞれ接続する際、マイクとオーディオインターフェースはXLR端子ケーブル、オーディオインターフェースとパソコンはUSB2.0 TypeA-Bケーブルを使う。マイクがコンデンサーマイクである場合はインターフェースのファンタム電源をONにしておく。

オーディオインターフェースの入力音量設定についてだが、QUAD-CAPTUREにはAUTO-SENSという便利な機能が備わっている。

これは音量の入力レベルを自動で調節してくれる便利な機能である。マイクを接続して、AUTO-SENSボタンを押して、曲の一番音量が大きいところを歌うだけ。詳しくはRoland公式の取扱説明書p.26辺りを参照。

QUAD-CAPTURE説明書:https://static.roland.com/jp/media/pdf/QUAD-CAPTURE_j05_W.pdf

Cubase側では、オーディオインターフェースからの音が入力されるようにASIOドライバーの設定やオーディオコネクションの設定をしておく。

Cubaseの設定については後日別記事にて丁寧に解説するので見てみて欲しい。

カラオケ音源の入手についてだが、本家がインスト音源を配布していることがある。著作権や利用規約を守った上で使用する。

動画の編集

TMPGEncでもAviutlでもやることは同じで、動画ファイルまたは画像ファイルと、DAWで作成した音声ファイルを読み込んで1つの動画としてエンコードするというわけだ。

気を付けておきたいのは音ズレが無いか、尺余りが起きていないか等である。エンコードする際には動画コーデックをMP4(H.264)、音声コーデックをAACにすることをお勧めする。

この規格がYouTubeやニコニコ動画で推奨されているからだ。詳しくはこちらを参照。

YouTube推奨フォーマット:https://support.google.com/youtube/answer/1722171?hl=ja

動画をアップロード

そもそもアカウントが無ければYouTubeに動画を投稿することができない。

GoogleアカウントをそのままYouTubeでも使う事が可能だ。アカウントを用意したら、動画または投稿を作成ボタンから動画ファイルをアップロードしよう。

動画の容量やデータ通信速度に応じてアップロードの長さは変動する。

動画の公開までには2段階ある。1つ目はパソコンからの動画ファイルのアップロード、2つ目がYouTube内での動画の処理だ。この1つ目の工程が終了するまではパソコンの電源を落とさないこと。

注意点

PV、MVの映像と音源両方に著作権が存在する。著作権をしっかり守らないと動画が再生できなくなったり、削除されたり、最悪アカウントがBANされる危険性がある。

どこまで利用できるかという規約はモノによる。その都度ガイドライン・条件を満たしていれば問題はないが、そうでない場合画像や映像は自分で用意した方が良い。