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【DTM】ボカロ曲「Sh0wer」ができるまで #1

DTM

ボカロ曲「Sh0wer」を制作しました。

※視聴リンクはこちら

YouTube https://www.youtube.com/watch?v=0OzbvRmeubw&t=6s

niconico https://www.nicovideo.jp/watch/sm40701362

この曲は「ボカウォッチ楽曲祭夏」というイベントに参加するにあたって、しと様(https://twitter.com/yoru__410)のイラストのイメージを元に制作したものです。

本記事では楽曲「Sh0wer」や、そのリリックビデオを制作した際のプロセスを記録として残します。

誰かの創作活動にとって参考になれば幸いです。

また、今後私の気が向いたら、或いは要望があれば他のオリジナル曲についても解説することがあると思います。

まず、予めに「ボカウォッチ楽曲祭夏」について話します。

このイベントは絵師さん・イラストレーターさんが「夏」を主なテーマとしたイラストを投稿し、それを元に作曲家さん・ボカロPさんがイメージに合った曲を制作して投稿するというものです。

私はボカロPとしてこのイベントに参加しました。

そして、前提としてイラストに曲をつけるという順番であるため、ある程度曲の方向性や歌詞の内容が決まってきます。

私は明るく元気の出るような曲よりも、しっとりしていて暗めな感じの曲を作る方が得意だと感じています。

しと様のイラストを見た時に印象的だったのは、少し暗めの色使い、物憂げな雰囲気でした。

イラストのタイトルも「雨の予感」であり、何かが起こる予感・胸騒ぎ等の少しマイナスなイメージだったので曲を作りやすく感じました。

次はこのイメージを元に、どんな方向性の曲を作るかという具体的な部分についてです。

私は最近、澤野弘之さんという作曲家の方の作品に感動を受けていたので、彼の作風をリファレンスの1つとしました。

他のリファレンスとして、米津玄師さんの「海の幽霊」等があります。サビの、静かに力強く、壮大な奥行きのあるサウンドにしたかったです。

曲の主な楽器編成としては次の通りです。

・ボーカル

・アコースティックピアノ

・アコースティックギター

・オーケストラ弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)

・ビート

・マリンバ

・シンセベース

・シンセパッド

・効果音(ノイズ、雨音等)

曲に入れる要素として考えたものは次の通りです。

・映画やアニメのサウンドトラックを意識した、弦楽器によるオーケストレーション、壮大な感じ(澤野さんの各種サウンドトラック)

・アコースティックピアノやアコースティックギター等の楽器を用いた透明感のある音作り(澤野さんの「ninelie」等)

・少し電子音楽要素(澤野さんはオケ系もエレクトロ系もバリバリにこなせる、マジ天才)

・サビで雨の音を混ぜる

・ボーカルチョップ(使ってみたかった)

これらの要素について話しますが、まず私はオーケストレーションは未経験です。

昔ちょっとした部活動・サークル的なオーケストラに入っていたことがあり、ヴァイオリンとヴィオラは弾いたことはあるのですが、別に楽器をちょっとやったことがある程度ではオーケストレーションは理解できないと思います。

そのため実質初心者、1からのスタートです。

そんな中で色々試行錯誤してそれっぽく聞こえるやり方を研究したので後ほど詳細を述べます。

次に、ピアノとアコギについてですが、生楽器の質感を重視した音作りに神経を注ぎました。

普段は割とマウスでポチポチして打ち込むのですが、ピアノはなるべく生演奏でMIDIデータを録る、アコギは実際に弾いてマイクで録音するというやり方を取ってます。

続いて、電子音楽要素についてですが、完全にアコースティック編成という感じではなく一部電子音を入れたいな〜と考えていました。

具体的にはAメロのビート、サビのサイドチェインの効いたシンセベース等です。

後はボーカルチョップも電子音楽要素ですね。ボーカルは初音ミクで作ったですが、その一部をオーディオファイルに変換して刻み、サンプラー(Groove Agent SE 5)にアサインして打ち込むというやり方をしてます。

また、イラストの「雨の予感」というテーマに合わせて、サビで雨の音を入れるという工夫をしました。

「雨」じゃなくて「雨の予感」なので最初から雨を降らせるとおかしいかな、と思い時間経過とともに雨が降るような演出を音楽面・映像面共に加えています。

この辺も後述したいと思います。

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