弾き語りのライブコンサートで初めて演奏してみてわかったこと

弾き語りのライブコンサートで初めて演奏してみてわかったこと

先日、生まれて初めて弾き語りのライブコンサートに出演者として参加した。その際に分かった事や上手くいかなかった事、ライブに出る際にやるべき事をいくつか挙げようと思う。

体のコンディションを整える

自分の出番の時に、一番声の調子が良くなければ良い演奏は出来ない。本番前に予め声出しやストレッチをして体をほぐしておこう。自分の出番の時間帯にもよるが、早い段階で出番が来るのに寝起きの状態だったら本領を発揮できない。少し早く起きるようにしよう。

また、個人的に盲点だったのは、ライブをやる場所の気温・空調である。あまり気温が低いと手指が動きにくくなるのだ。冬は勿論寒いが、夏であったとしても冷えた屋内でライブをすることもある。これも手指の運動をして温めておくことが大切だ。

楽器のコンディションを整える

体のコンディションと同じで、楽器にも気を使わなければならない。ギター等の楽器を持ち運んだ際に気温差があると、弦の張りが変わり、ピッチが少し変化してしまう。より寒い場所ではピッチが上がり、より暑い場所ではピッチが下がる。

また、ギターの弦を新品の弦に張り替えたばかりの場合も、チューニングが変わりやすい。できれば本番ギリギリ前の段階にチューニングをし直しておくことを推奨する。

曲目の見直しをする

初めての演奏だという状況に浮かれてキーが高い曲をセレクトすると声が出なかったり、声が枯れたりして他の曲の演奏に影響が出ることがある。最近の男性ボーカル曲はキーが高いものが多い気がする…。他の曲とのバランスを考えて、一番キーの高い曲は最後の方に回す等して気を付けよう。

他の出演者が演奏する曲目を把握しておく

ライブ前に他の人の曲目が分かる、またはオリジナル曲をやる場合なら問題ないが、カバー曲を演奏する上に他の人の曲目が分からない場合、当日になって実は他の人と曲目が被っていたという恐怖のシチュエーションになる可能性がある。

もし出来るならば、自分と音楽の趣味や傾向が似ている出演者には何の曲をやるのか聞いておいた方が良い。あるいは、そのような状況に備えてレパートリーを多めに用意しておくという手もある。最終手段として、曲被りを承知の上でその曲を演奏するというのもアリかもしれない…。

「マイクを通して歌う」練習をする

これはカラオケに行った時の経験だが、普段マイクを使わないで弾き語りの練習をしていたら、実際にマイクを通して歌うと声が枯れてしまうという状況になったことがある。恐らく、普段は腹式呼吸等を上手く使って喉を潰さない歌い方が出来ているのに、マイクを使うと声を拾わせることを意識しすぎてしまい、喉で歌おうとしすぎる、喉の力に頼りすぎるのが原因だと思っている。マイクを使った時の歌う感覚というものに慣れておくことが大事だ。

手元を見ないで歌う練習をする

普段弾き語りの練習をする際にギターをガン見しながら弾いていたら、本番でもガン見してしまい、最初にセッティングしたマイクの位置と自分の顔の位置が合わなくなり、上手く声を拾えなくなってしまった。マイクの位置を入念に調整するのもアリだが、やはりずっと下を向いて演奏しているのは見栄えも良くない。出来るだけギターを弾いている手元を見なくても歌えるように練習しておこう。

演奏を間違えた時の立て直し方を練習する

どんなに練習を積み重ねていても、間違える時は間違えるものだ。人間だもの。しかし、間違えた時の対応の上手さが、「ギターがウマい人」たる所以と言っても過言ではない。ミスをしないように練習することも大切だが、ミスをしても周りにバレないような練習をすることも同じくらい重要である。

具体的には、曲の歌詞を忘れてもギターを弾く手は止めない、歌詞を間違えても笑ってごまかさずにそのまま歌いきる、ギターのコードを間違えてもピッキングをする右手を止めない、等がある。最も避けたいのは演奏が途中で止まることである。何か間違えたとしても、リズムは命がけでキープし、キリの良いところで絶対に復活するようにして欲しい。

動画を撮る

自分の演奏を是非動画として撮ってみて欲しい。また、自分が上手いと思った人がいたらその人の演奏も動画を撮らせてもらった方が良い。自分の演奏を振り返り、良い点と悪い点を客観的に見ることが上達に直結する。また、上手い人の演奏は何故上手く聞こえるのか、見えるのか、どんな点に惹かれるのか、どんな立ち振る舞いをしているのかを分析し、それをマネしてみて欲しい。上手い人のマネもまた、上達への近道なのだ。

まとめ

長々と書いてきたが、結局のところ一番重要なのが「楽しむ心」だ。これがあればギターを長く続けられるし、上達も早いし、ライブも積極的に楽しめるようになる。ライブに出て良いパフォーマンスが出来た快感には中毒性があるのだ。ギターが初心者でライブに出るのが怖いと言う人も、是非一度その一歩を踏み出してみて欲しい。あ、ちなみに余談だが、英語で「ライブ」と言うと通じないらしい。正しくは「ライブコンサート」だが、「コンサート」だけでも良いそうだ。

最後まで読んでくれてありがとう。