作曲をする上で、楽器演奏ができるかどうかは、重要な要素の一つです。
楽器を演奏できると、音楽理論と実際の演奏の両方を理解し、曲を作るためのアイデアを実際に演奏することができます。
ここでは、作曲において楽器演奏が必要な理由について考えていきます。
音楽理論の理解が深まる
作曲家は、多かれ少なかれ音楽理論を理解しています。
しかし、音楽理論を闇雲に学ぶだけでは曲を作ることはできません。
実際に楽器を演奏することで、理論を実践的に理解することができます。
楽器演奏を通じて、和音の構成や楽器特有の奏法、音色のニュアンスなど、理論を深く理解することができます。
演奏しているときにアイデアが生まれる
楽器演奏をすることで、アイデアが生まれることがあります。
演奏中に、新しいメロディーやリズム、コード進行などアイデアが湧いてくることがあります。
また、楽器を演奏していると、その楽器に適したフレーズやテクニックを考えることができます。
これらのアイデアは、曲作りの中でも活きてきます。
楽器演奏ができなくても作曲は可能
しかし、楽器演奏ができなくても、作曲は可能です。
現代では、コンピューターソフトウェアを使って、音楽制作ができます。
また、他の演奏家に演奏してもらうこともできます。
ただし、楽器演奏ができることで、作曲に新しい要素を加えることができるため、作曲家にとっては、楽器演奏ができることは大きなメリットとなります。
まとめ
作曲において、楽器演奏ができるとアイデアの引き出しが増えるので役に立つと言えます。
私はギターやベース、ドラムが主に演奏できるのですが、それらの楽器のことをよく分かっていない人が作った曲は結構すぐに分かってしまいます。
一方で、楽器演奏ができなくても、作曲は可能です。
ピアノだと最近リリースカットピアノという手法が流行っている気がしているのですが、皆さんはご存知でしょうか。
これはピアノの音を加工して実際に人間が演奏できるかどうかを度外視したフレージングが特徴の手法なのですが、楽器の使い方に対する発想を柔軟にもつことで、新たな表現が生まれるかもしれません。
楽器演奏できる人も、是非楽器の新たな可能性に目を向けて曲を作ってみましょう。
コメント